ソウル駅に設けられている新型コロナウイルス検査の診療所=14日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル駅に設けられている新型コロナウイルス検査の診療所=14日、ソウル(聯合ニュース)
◇コロナ新規感染が連続500人台 防疫措置強化は継続か 韓国の中央防疫対策本部は15日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から513人増え、累計7万1241人になったと発表した。市中感染が484人、海外からの入国者の感染が29人だった。1日当たりの新規感染者数は4日連続で500人台にとどまった。政府は、流行の「第3波」を受けて実施している防疫対策「社会的距離の確保」のレベル強化と5人以上の集まりを禁じる措置を17日で終了せず、延長する方向で調整中だ。◇次期大統領選で「政権交代を」47% 「政権維持」39%  世論調査会社の韓国ギャラップが発表した調査結果によると、来年の次期大統領選挙で「現政権を維持するために与党候補が当選したほうが良い」との回答が39%だったのに対し、「現政権を交代させるために野党候補が当選したほうが良い」との回答は47%だった。昨年11月の調査では47%が「政権維持」を支持していたが、12月に41%に下落したのに続いて今回再び2ポイント下落した。一方、「政権交代」を支持する人は11月に41%、12月に44%と上昇傾向を示している。◇政策金利を年0.5%で据え置き 資産市場過熱など考慮 韓国銀行(中央銀行)は定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年0.5%で据え置いた。韓銀は昨年3月の臨時の金融通貨委で、新型コロナウイルスの感染拡大により景気減速が予想されるとして政策金利を年1.25%から過去最低の0.75%に引き下げ、同5月にはさらに0.25%利下げした。その後、今回を含め5回連続の据え置き。金融市場が比較的安定している一方、不動産・株式など資産市場の過熱が問題になっている点を考慮し、追加利下げの必要性は高くないと判断したようだ。◇北朝鮮が新型SLBM公開 軍事パレードで  北朝鮮が朝鮮労働党の第8回党大会を記念して実施した閲兵式(軍事パレード)で、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星5」を公開した。新型SLBMの公開は、昨年10月に党創建75周年を記念して行われた閲兵式で「北極星4」を公開してから3カ月ぶり。北極星5は北極星4と比べて胴体の長さは同じだがより太く、弾頭部は長くなっており、多弾頭搭載型もしくは射程距離延長型である可能性が提起されている。◇ソウルに再び寒波 全域に注意報発令へ 気象庁は15日午後9時をもってソウル市全域に寒波注意報を発令すると発表した。寒波注意報は最低気温が2日以上氷点下12度を下回るか、急激に気温が低下し、大きな被害が予想される時に発令される。15日夜には低気圧が東に移動した後、冷たい大陸高気圧が韓国に張り出して気温が下がり、16日の最低気温は前日に比べ約10度低くなる見通しだ。◇政府が「特別旅行注意報」再延長 2月15日まで 外交部は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況などを踏まえ、今月16日までだった全ての国・地域に対する特別旅行注意報を2月15日まで延長したと発表した。韓国政府は昨年3月23日に同注意報を発令した後、毎月延長してきた。感染状況によってはさらに延長される可能性もある。
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