韓国舞鶴、業界初の「業務用ペットボトル焼酎」発売…デリバリー飲酒に対応(画像提供:wowkorea)
韓国舞鶴、業界初の「業務用ペットボトル焼酎」発売…デリバリー飲酒に対応(画像提供:wowkorea)
プサン(釜山)・キョンナム(慶南)を地域基盤とした酒類メーカーのムハク(舞鶴)が業界初の業務用ペットボトル製品を発売する。新型コロナウイルスの影響で増加したデリバリーとテイクアウト販売に対応するための戦略だ。

15日業界によると、舞鶴は早ければ今月末に主力の焼酎ブランド「タッチョウンデイ」の200ミリリットル業務用ペットボトル製品を発売する。これまで家庭用のペットボトル焼酎は一部あったが、業務用ペットボトル焼酎は舞鶴が初めてだ。

舞鶴が業務用ペットボトル製品を発売する最も大きな理由は、急成長しているデリバリーとテイクアウトの需要をつかむためだ。新型コロナウイルスの拡散で飲食店の営業が制限され、家庭で食事とともに酒類をデリバリーする消費者が急増した。

「巣ごもり飲酒族」は軽く負担のない程度に飲む傾向が強いため、容量も200ミリリットルの小容量製品として発売される。デリバリーサービスを利用する際に食事よりも安価に酒類の注文ができるよう価格を抑えたためだとも考えられる。

デリバリー従事者の立場からも、破損の危険がなく軽いため取り扱いやすいことが予想される。消費者もラベルさえはがせばリサイクルゴミとして廃棄できるため便利だ。

ペットボトル焼酎の場合、高い便宜性と携帯性をもとに販売量が急激に増加している。コンビニ業界によると、昨年のペットボトル焼酎の販売量は前年と比べ約30%増加したことがわかった。

業界関係者は、「便宜性を重要視する『巣ごもり飲酒族』の特性を攻略するため、酒類メーカーの様々な試みが続いている」とし、「新型コロナウイルスによる市場トレンド変化の事例だと思われる」と話している。
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