新型コロナ完治後抗体できても再感染の懸念=韓国報道(画像提供:wowkorea)
新型コロナ完治後抗体できても再感染の懸念=韓国報道(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症にかかり回復した後、抗体を持っている人たちも、またウイルスを感染させ、広める可能性があるという研究結果が出た。

4日(現地時間)ロイター通信によると、英国保健福祉部傘下の公共保健局(PHE)の研究チームは、昨年6月18日〜11月24日の間、過去新型コロナウイルス感染した6614人を対象に抗体を調査した結果、わずか44人が再感染の兆候があると明らかにした。

これは新型コロナウイルス抗体による免疫力が5か月後にも続く可能性が高いが、同時に自身も知らないうちに再感染し、感染を広げてしまう危険性があることを意味する。

PHEの選任医学顧問兼研究共著者であるスーザン・ホプキンス博士は「私たちは現在、ウイルスに感染し、抗体が生成された多くの人が再感染から守られていることを示しているが、これは全員ではなく、まだ免疫がどの位持続されるかわからない」と述べた。

エディンバラ大学(University of Edinburgh)エレノア・ライリー教授(疫学、感染学)は「この研究は、他の感染者の潜在的な原因であるため、すべての人が防疫対策を守らなければならないというメッセージ」と述べた。

英リーディング大学、サイモン・クラーク教授は、「現在、私たちの生活における社会的規制を完全に解除するためには、人口の大多数が免疫をもつ必要があることを示す」と評価した。

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