中央事故収拾本部の尹泰皓防疫総括班長(資料写真)=(聯合ニュース)
中央事故収拾本部の尹泰皓防疫総括班長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」を受け実施している防疫対策「社会的距離の確保」のレベル強化と5人以上の集まりを禁じる措置が延長されるとみられる。 政府の中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長は14日の会見で、17日に終了予定の両措置について「すぐに解除することは難しいと判断している」と述べた。 社会的距離の確保のレベルは先月8日に首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)で上から2番目の第2.5段階、首都圏以外の地域で第2段階にそれぞれ引き上げられた。当初は3週間実施の予定だったが今月3日までに延長され、さらに2週間延長された。 尹氏は、1週間平均の1日当たりの市中感染者数が約500人で第1波、第2波のときに比べ非常に多いと説明。「感染者数が100~200人台に急減せず徐々に減っていくとみられるため、こうした部分を考慮しながら社会的距離確保のレベルを調整する必要がある。レベルを急激に引き下げれば再び感染者が拡大する可能性が高く、これを踏まえて調整する計画だ」と述べた。 政府は16日午前に中央災難(災害)安全対策本部の会議で防疫措置の調整案を決定する予定だ。
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