“横領背任容疑”光州FCの元・現役職員3人、検察に送致=韓国(画像提供:wowkorea)
“横領背任容疑”光州FCの元・現役職員3人、検察に送致=韓国(画像提供:wowkorea)
クラブの資金を私的に流用したり、虚偽の手当てなどで物議をかもした韓国プロサッカー光州FCの役職員3人が起訴相当の意見をつけて検察に送致された。

 光州西部警察庁はキ・ヨンオク元団長と事務局長A氏、職員B氏ら3人の容疑が認められ、業務上横領と背任容疑で検察に送致したと12日、明らかにした。

 キ元団長は2015年4月6日から昨年1月13日までの4年9か月間、光州FC団長を歴任しながら、クラブの予算3億3000万ウォン(約3100万円)を私的に使用した疑いだ。

 光州FC団長として在任していた2018年10月12日、クラブの内部予算支出通帳から3000万ウォンを引き出したが、3日後に返済した。また、2019年1月10日と2月28日にも広告収入通帳からそれぞれ2億ウォンと1億ウォンを振り込んで個人的に使用し、3月から12月の間に1億ウォンずつ3回に分けて振り込んだ。

 キ代表はこの過程で、理事会の議決なしに事務局の職員にクラブ資金の引き出しを要求したという。

 また、光州FC事務局長A氏と職員B氏の2人は、超過勤務を虚偽作成するなどの手口で手当てを不法受領したことがわかった。

 これに先立ち、光州市の監査委員会は昨年、光州FCの内部不正疑惑が提起されたことを受け、8月5日から28日まで特定監査を行い、こうした事実を把握、警察に捜査を要請することにした。

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