日本 「3月から国民 新型コロナウイルス検査 無料」= 韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本 「3月から国民 新型コロナウイルス検査 無料」= 韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本政府は、3月から不特定多数の自国民を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を実施する考えだ。

 11日、日本経済新聞は「日本政府が東京・大阪など、大都市地域の大学・空港・ホテル・繁華街などで、新型コロナウイルスの検査所を設置し、希望者は誰でも無料で検査を受けることができるようにする方針を固めたと報道した。

 日経新聞によると、現在日本国内の医療機関は発熱・咳などの症状が確認できたり、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した人など、「新型コロナウイルスの感染の可能性が大きい」と判断された場合にだけ無料でPCR検査を行っている。

 咳・発熱などの症状がみられない場合にも、民間企業を通してPCR検査を受けることができるが、この場合には一人当たり 約1万8000円の費用がかかり、検査結果が出るまでの時間も長く、実際に検査を受ける人の数はそれほど多くないというのが現地メディアの指摘だ。

 実際 国際統計 ウェブサイト ワールドメーター(Worldometer) によると、日本の人口100万人当たりの新型コロナウイルスのPCR検査者数は4万2694人で、アメリカ(81万7198人)・英国(86万4649人)の20分の1の水準にすぎない状況だ。韓国の人口100万人当たりの新型コロナウイルスの検査者数は9万2089人だ。

 そんな中、今年に入り日本では1日に最大7800人に上る新型コロナウイルスの感染者が報告されるなど、その感染拡大の勢いが日に日に深刻化している。

 日経新聞は「現在の検査方式では、日本国内全体の新型コロナウイルスの感染状況を把握することが難しい。」という判断から「自己負担のないPCR検査」の実施が検討されていると説明した。

 具体的に日本政府は、内閣官房 新型コロナウイルス対策推進室の主管の基で、民間企業に新型コロナウイルス検査所の運営などの業務を委託し、その費用を政府の予算から全額支援する方針だ。

 日本政府はこのため、2020年度会計(2020年 4月~2021年 3月)第3次補正予算案に計上された新型コロナウイルスの対策事業費の中から、30億円を転用する考えだ。

 日本の厚生労働省の集計によると、10日午前 0時 現在まで日本でPCR検査を受けた人は、539万986人(海外入国事例を含む)であり、この中で28万775人が確定診断を受けている。
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