インドネシア13日・インド16日にワクチン接種開始(画像提供:wowkorea)
インドネシア13日・インド16日にワクチン接種開始(画像提供:wowkorea)
人口13億9000万人余りのインドと2億7000万人のインドネシアが、来週に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に入る。

英国BBCなどによると9日(現地時間)、インド政府は16日から、まず医療スタッフと保健部門の第一線で働いている労働者を中心にワクチン接種に入る。ナレンドラ・モディ首相は「7月までに3億人がワクチンを接種するだろう」と明らかにした。現在まで、インド当局の使用許可を受けたワクチンは、アストラゼネカ社とインドの企業が独自に開発した「経鼻ワクチン」がある。

これに先立ち、インドネシアも今月13日からワクチン接種を開始すると、ジャカルタポストが報じた。ジョコ・ウィドド大統領も初日にワクチンを接種する予定だ。インドネシア政府は、まず今月中に計580万回分を供給し、3月までに約2300万回分を追加供給するなど、ワクチン接種を拡大していく計画だ。

すでにシノバック社の300万回分のワクチンを確保しており、アストラゼネカ社とノババックス社、ファイザー社のワクチンが追加で供給される予定だ。まだ使用許可が得られていないシノバック社の場合、インドネシア食品医薬品規制所(BPOM)が、接種日の前までに緊急使用を承認するものと見られる。

これに先立ち、インドネシアイスラム学者評議会(MUI)は、シノバッグ社のワクチンについて、「ハラル(イスラム教徒が食べて使うことができる製品)」であると宣言した。

なお、国際統計サイトのワールドオメーターによると、この日時点におけるインドの累計感染者数は1045万1346人で、米国に次いで世界で2番目に多く、累計死亡者数は15万1048人で、米国とブラジルに次いで3番目に多い数値だ。また、インドネシアの累計感染者数は81万8386人、累計死亡者数は2万3947人で、これらの集計はいずれも世界20位圏内の数値となっている。
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