チョ・グク元法相、「魯会燦は天国で喜ぶだろう」とコメント、重大災害企業処罰法成立＝韓国

チョ・グク元法相は9日、故ノ・フェチャン（魯会燦）元正義党議員に喜びを伝えると感慨に浸った。

チョ元法相はSNSを通じて「与野党の合意で制定された重大災害企業処罰法が国会を通過した」とし「参考までに同法の最初の発議者はノ・フェチャン議員だ」と指摘した。

続いて「ノ議員は2017年4月12日に『災害に対する企業及び政府責任者処罰に関する特別法案』を代表発議し、正義党議員の他に民主党のパク・ジュミン議員も共同発議者だった」と紹介した。

チョ元法相は「ノ議員は起訴権を持つ公捜処案を発議して検察の起訴独占を防ごうとし、重大災害企業処罰法を提議した」とし、完璧ではないが、彼が念願していた法案が通るということで「ノ議員は天国で喜ばれるだろう」と2018年7月23日に世を去った彼を称えた。

チョ元法相は、故人の後援会長を務めるなど、格別な親交があった。

一方、チョ元法相は、正義党などが8日に国会を通過した重大災害企業処罰法が後退した法案だとして強く反発している状況について、「私は正義党と労働団体が要求する因果関係推定条項は直ちに違憲問題を起こすため削除すべきだ」と正義党などに説明した。