韓国の防疫措置(社会的距離確保)レベルおよび全国の市中感染者の推移(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫措置(社会的距離確保)レベルおよび全国の市中感染者の推移(画像提供:wowkorea)
韓国内における新型コロナウイルス感染症の3次流行は、ピークを過ぎたとする政府側の立場が示された。しかしまだ 手綱を緩めることは禁物だという懸念の声も出ている。緊張感を緩めることで、いつでも再び感染者が急増する可能性があるためである。

チョン・セギュン(丁世均)韓国首相はきのう(8日)、国会本会議の緊急懸案質問の場で「注意深く申し上げれば、(3次流行が)ピークを過ぎたとみている」と語った。現在 新型コロナ感染者数の勢いが上昇から減少へと変わり、感染再生産指数も“1”以下へと下がったという理由からである。

実際 市中感染は、1200人台まで膨れ上がっていた一日の新規感染者数が、ここ一週間のうち3日間は600人台にとどまるなど、減少の勢いがはっきりと表れている。

韓国 コリョ(高麗)大学アンサン(安山)病院のチェ・ウォンソク感染内科教授は「現在 ピークを過ぎ、感染再生産指数も“1”未満へと下がり、流行規模が小さくなっているものとみられる」と評価した。

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