主要貿易拠点の釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
主要貿易拠点の釜山港(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が8日発表した国際収支(速報値)によると、2020年11月の経常収支は89億7000万ドル(約9300億円)の黒字だった。黒字は7カ月連続で、黒字額は前年同月比50.3%増加した。1~11月累計の経常収支は639億4000万ドルの黒字で、前年同期(556億4000万ドル)を上回った。 11月の商品収支(貿易収支に相当)の黒字は95億4000万ドルで、前年同月から21億5000万ドル拡大した。輸出額が470億2000万ドルで1.1%増加した半面、輸入額は374億8000万ドルで4.2%減少した。 サービス収支は7億2000万ドルの赤字ながら、赤字額は前年同月に比べると11億7000万ドル少ない。中でも旅行収支は、韓国からの海外旅行者が96%急減した影響で赤字が5億ドルに縮小した。 給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)は4億2000万ドルの黒字だった。配当所得の減少などが響き、前年同月の黒字額(9億7000万ドル)を下回った。
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