東京都に9日から1か月間、新型コロナの緊急事態宣言を発令する計画＝韓国報道

　日本政府が今月9日から来月7日まで新型コロナウイルス感染者の急増に対処するため、東京都に緊急事態宣言を発令する計画だと朝日テレビ放送が報道した。

　緊急事態宣言は翌日に発令される予定だ。この日、公式的に発効される「新型コロナウイルス対策の特別措置法」によるものだ。

　緊急事態宣言の対象地域は、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏の1都3県だ。来月7日以降については、宣言以降の感染状況の推移を確認後に解除あるいは延長を判断する方針だ。

　1都3県の住民にはすでに、午後8時以降の不要不急な外出は控える旨の要請が伝えられている状況だ。これをもとに、劇場や遊園地などにも午後8時の閉場や閉園を適用する予定だ。

　大規模な行事も開催条件を厳格に適用し、午後8時までに制限される。イベント会場の収容人数も50%以下、または5000人までのみ許容される。

　6日、ロイター通信によると東京では同日、少なくとも1591人の新規感染者を記録した。これは過去最多だった先月31日の1337人をはるかに上回るもので、東京での1日の新規感染者が1500人を超えたのは新型コロナ事態以来、初めてだ。