コロナワクチン接種を控え、韓国首都圏の週末移動量減少…病床確保も‘一息つく’(画像提供:wowkorea)
コロナワクチン接種を控え、韓国首都圏の週末移動量減少…病床確保も‘一息つく’(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナウイルス感染症の再拡散で社会的距離確保の強度が高まり、最近、週末の人口移動量が大きく減少したことが分かった。不足していた病床も拡充されてきた。

6日、保健福祉部中央事故収拾本部は、統計庁と共に人口移動量を調査し、このように明らかにした。人口移動量はS移動通信会社の利用者が実際に居住する市郡区や他の市郡区の行政洞を訪問して30分以上滞在した場合を移動件数で集計した。

それによると先週末(1月2日~3日)の移動量は、首都圏2236万件、非首都圏2414万件、全国4651万件と調査された。首都圏の場合、距離確保の強化直前の週末(11月14日~15日)に比べて37.7%減少、直前の週末(12月26日~27日)に比べて5.2%減少した。非首都圏は同期間にそれぞれ36.7%と3.6%減少したことが分かった。

中央事故収拾本部は「週末の移動量は持続的に減っている」とし「最近、緩やかな減少になったのは、厳しい状況でも距離確保に配慮してくれた国民の賛同が大きく寄与したもの」と明らかにした。

また「今後、距離確保の段階調整を検討するためには、残った防疫強化特別対策期間に最大限、患者の発生を減らさなければならない」とし「集まりを中止し、人との接触を最小化してほしい」と求めた。

政府の努力により、足りない病床も拡充されている。12月までは急激な患者の増加で、病床待機中に死亡する患者が発生したりもした。しかし、この3日間は首都圏で1日以上待機する患者は0人だった。

中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長はこの日のブリーフィングで「医療体系は現在、余力を相当部分回復しており、首都圏で1日以上待機する人は3日間0人だった」とし「現在、重症患者病床も全国177病床、首都圏82病床が使用可能で、準重症患者病床は全国93病床、首都圏58病床が使用可能だ」と明らかにした。

ユン班長は続いて「中・軽症患者のための病床も感染病専門病院と生活治療センターを合わせて、現在1万1000病床以上の余裕がある」と付け加えた。

毎日1000人を突破していた感染者数も距離確保の強化により、少しずつ沈静化を見せている。ユン班長は「最近1週間、国内の発生患者数は800人台と低くなり、現在の流行状況はピークから緩やかに減少する時期と判断される」と評価した。

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