新型コロナウイルス感染症感染拡大前に、行列ができていた人気飲食店にも客はほとんどいなかった。「新型コロナの長期化に伴い、1月は臨時休業する」と書かれ、電気が消えている飲食店も見られた。
営業をしている店の店主も「もういつまで持ち堪えることができるか分からない」とし「私たちもそろそろ(営業終了)決断する時が来たようだ」と現実に絶望したまま、ため息をついた。
ソウル市江南区で飲食店を運営するパクさん(40代)も「最近は営業をすると、より損をする」と1月の一か月間臨時休業をする店に共感した。
「江南は、人が直接来ることによって商売が成り立つところである」とし「周辺に住宅街がほとんどないため宅配は難しい」と述べた。
続いて「家賃がもったいないので、今まで営業を続けていたが、今は営業をすればマイナスになる」とし「1月17日まで“社会的距離の確保”延長するというが、私たちもそろそろ決断する時が来たようだ」と述べた。
ソウル市江南区で20年間、24時間営業のカムジャタン屋を運営する社長(50代・女)は、30席超ある席のうち、4人が食事をする席を指し「そこで食事をしている人も従業員だ」と述べた。
「“社会的距離の確保”第2.5段階になってから、23時に閉店することで、1週間の売上高は100万ウォン(約9万5000円)にならない時が大半だった」とし「これ以上耐えることができず、先月最終的に店を手放すことにした」と告白した。
しかし「まだ店舗の見学に来る人でさえも、ほとんどいない」とし「(賃貸)契約期間は残っていて何もできない状況だ」と訴えた。
2年前に開業し、短期間で大人気となり、常に行列だった飲食店も、新型コロナの余波を受けていた。この店では、この日午後4時頃、客は二人だけだった。
社長のA氏は、「新型コロナが本格的に始まった昨年2月以降は客が待機したことはない」とし「今は本当に最低ラインである。私もいつまで商売を続けられるかわからない」と言葉を詰まらせた。
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