ピースアイで備えの態勢を点検する文大統領(手前左から3人目、青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ピースアイで備えの態勢を点検する文大統領(手前左から3人目、青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、空軍の指揮管制機「ピースアイ」に搭乗し、朝鮮半島全域の備えの態勢を点検する哨戒飛行を行った。 青瓦台(大統領府)によると、国軍統帥権者がピースアイに搭乗したのは今回が初めて。ピースアイは空中監視、早期警報、指揮管制などの任務を随行する韓国空軍の中核戦力。 新年の初日程として朝鮮半島の備えの態勢を点検したのは「強い安保なしには平和もない」との判断によるものと青瓦台は伝えた。 2時間ほど韓国の領土と領海を飛行した文大統領は「皆さんのおかげで国民が平和な新年を迎えることができた。ありがたく、頼もしい」と軍関係者たちを激励した。 今回の飛行は随行者を最小化するなど、防疫管理に万全を期して行われた。文大統領が新年の初日程として哨戒飛行を選んだのは、新型コロナの影響もあったとみられる。
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