今年 韓国で発生した新型コロナは「テグ(大邱)・キョンサンプクト(慶尚北道)を中心とした1次流行(2月から3月)」、「首都圏中心の2次流行(8月から9月)」、「首都圏中心や全国的拡散が特徴の3次流行(11月から)」として、大きく3つの流行過程を経ている。
特に季節的特殊性による3次流行は、それ以前の1次・2次とは比較にならないほど 拡散の勢いは強い。12月の1か月間における感染者は2万6539人となり、今年一年全体の感染者数の43.7%を占めている。1次流行のピークであった3月に比べて、実に3.9倍も多い規模である。
ただ最近 防疫措置(社会的距離確保)の引き上げによる効果が少しずつ表れ、3次流行は12月か1月が流行のピークに達するだろうとする観測も出ている。
今日 韓国疾病管理庁 中央防疫対策本部によると、この日0時基準の国内累積感染者は前日より967人増加した6万740人を記録した。このうちの43.7%である2万6539人は、12月の一か月間に発生した数値である。
最近 一日における新型コロナの診断検査件数は9万から10万件に達し、過去の一日最多検査件数であった4万から5万件より2倍も多い。
韓国保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)中央事故収拾本部のソン・ヨンネ戦略企画班長は この日の定例会見で「防疫措置を強化したことで、一日の新規感染者が ここ2週間 900人から1000人台にとどまっている。今後 拡散の推移が減少することを期待する」と語った。
このような分析から推測すると、3次流行は12月か1月中にピークを迎える可能性があるとみられる。
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