問題は日毎の感染者数の規模が1000人前後で減る兆しがないことだ。コロナによる死亡者数は、感染者が増加した時点より2~3週程後に増加するため、今後の日毎の死亡者は当分2桁台となることが懸念される。特に老人ホームや医療機関など高齢者が多く利用する施設での集団感染が発生し、感染者数が増加している。
31日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、30日0時基準のコロナ関連の死亡者は20人追加され、累積死亡者数は879人に達した。コロナの死亡者は今月16日に13人を記録した後、16日間二桁台である。12月に入ってからの死者数は353人にのぼる。現在の傾向が続くなら、1月最初の週には死者が1000人台に達すると懸念される。
チェ・ウォンソクアンサン病院感染内科教授は「感染者の発生が増え、重症患者と死亡者は増えざるを得ない」とし「ディレイ(時差)が2〜3週間程あるが、最近の感染者の発生が多かったため、今後はもっと増えるだろう」と懸念した。
彼は続いて「死者の発生は正確な数字予測は難しいが、現在、韓国の致命率1.5%前後が維持されれば、(1日に)1000人の感染者が発生した場合、(1日に)15人の死者の発生が続くだろう」と付け加えた。
専門家は、死亡者を減らすためには根本的な原因となる感染者を減らし、老人ホームの患者を迅速に搬送する施設の確保などが同時に行われなければならないとみている。
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