ロシア統計庁は、今年1月から11月までの間の総死者数が、昨年より22万9732人増加したと発表したが、新型コロナの累積死者数は同期間 4万人あまりであった。この差を考慮すると、新型コロナにより実際の死者数は 発表数値の3倍以上であるとみられると、NYTは伝えた。
現在までロシアは、300万人の新型コロナの累積感染者数を記録しているが、累積死者数は5万5827人として、他の上位7か国に比べて相対的に少ない。
ロシア統計庁の資料は、ロシア政府が新型コロナによる死者の統計を操作しているという事実を意味していると、専門家たちはみている。このような疑問があがったことで、ロシア統計庁は ホームページに掲載していた死者数の資料を“アクセス禁止”状態に変更した。
匿名の批評家たちは、現在 ロシア政府が政治的な目的で統計を操作していると批判した。ロシアが新型コロナの成功的な防疫により、他国たちに比べて相対的に低い死亡率を記録しているように、事実を歪曲したということである。
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