クォン・ドクチョル中央災難安全対策本部(中対本)1次長(保健福祉部長官)は27日、コロナの定例ブリーフィングで「(距離確保2.5段階を)危険度評価を通して、1月3日の年末年始特別防疫対策期間まで延長することにし、現在の段階を維持することにした」と述べた。
中対本によると、首都圏の感染再生産指数は先週の1.27から1.07へと下がった。感染再生産指数は1.5程度から下落傾向が続いている。
感染再生産指数とは、感染者1人が他者に何人、感染を伝播させるかを表す数値で、感染再生産指数が1以上なら、感染者が徐々に増加しているという意味だ。
クォン1次長は「現在、年末年始の特別防疫対策が来年1月3日まで施行されるため、それまでは首都圏2.5段階、非首都圏2段階の距離確保を延長しながら推移を見守り、その次の距離確保について総合的に検討している」と説明した。
続いて「距離確保を現在のように強化した状態で先制的な診断検査を拡大する。そこで無症状の感染者を見つけていき、感染者の増加傾向の反転を期待している」とし「国民の皆様は日常で多くの不便を感じていると思うが、もう少し力を合わせてほしい」と付け加えた。
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