ロシアのプーチン大統領は、前職大統領とその家族の免責特権を強化する法律に署名した(画像提供:wowkorea)
ロシアのプーチン大統領は、前職大統領とその家族の免責特権を強化する法律に署名した(画像提供:wowkorea)
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、前職大統領とその家族の免責特権を強化する法律に署名したと、タス通信が今日(23日)報道した。

これによって 任期を終えた大統領は、刑事上・行政上の責任を負わず、逮捕・拘束・審問・家宅捜査・身体捜査などを避けることができるようになった。

前職大統領の住居・事務所・車両・通信装備・文書・貨物・交信なども、捜査対象から除外される。

これまで このような特権は、前職大統領が任期中に行なわれた行為や 国家元首としての権限行使に関する訴訟にだけ、制限的に適用されていた。

ただ 前職大統領の このような免責特権がはく奪される可能性もある。下院(国家ドゥーマ)が前職大統領の反逆罪やこれに準ずる重犯罪の嫌疑を提起し、上院がこれを認める場合に限ってである。

この法律の適用対象は、プーチン大統領と 去る2008年から2012年に大統領を務めたドミトリー・メドヴェージェフ氏である。

プーチン大統領の4度目の任期は、2024年に満了する。

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