韓国保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は今日(21日)、午前のオンライン会見で「(ソーシャルディスタンスにより)非常に大きな効果が表れているとみることは難しいが、拡散を抑制する効果はみられる」とし「ソウル拘置所などの大きな集団感染が発生している中でも、拡散の勢いが急増せず 維持され続けている部分がある」と語った。
実際 最近 韓国では、宗教施設や療養施設、療養病院などの感染脆弱施設と、学校、職場などでの集団感染が続いている。特に ソウル東部拘置所のような密閉された施設でも180人あまりの感染者が発生し、新規感染者の規模が増加している。
韓国防疫当局は、このような集団感染の増加にも 一日の新規感染者の増加は一定水準に保たれていると判断している。新規感染者数は一日1000人前後を記録しているが、これは 集団検査を拡大したことによる単純な増加だとみている。
ユン班長は「先週の月曜日から先制的な検査を強力に稼働させ、一日に3万件から4万件の検査を実施している」とし「ソーシャルディスタンスにより、首都圏の移動量も減少していることが表れ、また検査量の増加も合わさって、今週 状況の好転が表れるか見守り 対応していく」と語った。
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