北朝鮮のウェブサイト「ウリミンジョクキリ(わが民族同士の意)」はこの日、「検察総長の懲戒措置をめぐる政治権の葛藤激化、批判世論の高潮」とのタイトルの記事で、「南朝鮮(韓国)法務部(法務省に相当)の検事懲戒委員会が尹検事総長に懲役2か月という処分を下したことと関連し、政治権の葛藤と対立が激化している」と伝えた。
メディアは韓国の報道を引用し、与党は「懲戒措置が検察改革につながることを願う」との立場である一方、「国民の力」をはじめとした野党は「偏頗と謀略の極み」、「法治主義を破壊する蛮行」だとし、反発が高まっていると伝えた。
また、別の対外宣伝メディア「メアリ」もこの日、韓国メディアの報道を引用し、尹総長の懲戒措置後の与野党の反応を詳しく紹介した。
北朝鮮が宣伝メディアを通じて韓国の政治を非難論評するのはよくあることだが、このように韓国の報道を詳細に引用して伝えたのは異例的でもある。宣伝メディアは直接的な立場は明らかにしなかったものの、尹総長の事案について関心を持って見ているものとみられる。
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