国連、16年連続で「北朝鮮人権決議案」を採択…北朝鮮からは強い反発(画像提供:wowkorea)
国連、16年連続で「北朝鮮人権決議案」を採択…北朝鮮からは強い反発(画像提供:wowkorea)
国連は、北朝鮮の人権侵害を糾弾し、改善を促す「北朝鮮人権決議案」を16年連続で採択した。北朝鮮は、今回の決議案に断固として反対するという立場を明らかにした。

ヴォルカン・ボズクル国連総会議長は16日(現地時間)、米ニューヨーク国連本部で本会議を開き、「北朝鮮人権決議案」が採択されたと宣言した。

これに先立ち、同議長は「第3委員会で決議案を投票なしのコンセンサス方式で採択した」とし、「本会議でも同じように可決された」と説明した。

これにより、「北朝鮮人権決議案」は2005年から16年連続して国連総会会議で採択されたことになる。特に、2016年から今年は5年連続で投票することなく、同決議案を採択した。

今年の「北朝鮮人権決議案」は、欧州連合(EU)が作成し、米国と英国、日本、スウェーデンなど58か国が共同提案国として参加した。

韓国は、昨年から2年連続で共同提案国に含まれなかったが、コンセンサスには参加した。韓国は、2008年から2018年にかけて、共同提案国として参加していた。

このような国連の決定に、北朝鮮からは反発が出た。

キム・ソン国連駐在北朝鮮大使は、「決議案のすべての内容は、ゴミのような脱北者が悪意を持って捏造した情報だ」とし「これは、いわゆる『レジームチェンジ』の口実で悪用しようとする敵国の攻撃ツールに他ならない」と主張した。
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