韓国ソウル北部地裁、刑事二単独のパク・ジウォン判事は、道路交通法違反、公文書偽証罪の罪で起訴されたA氏に対し、懲役1年、執行猶予2年を言い渡したと15日明らかにした。また80時間のボランティア活動も命令じた。
A氏は3月、チュンナム(忠清南道)のチョナン(天安)で自動車運転免許を所持せず、血中アルコール濃度0.076%の酔った状態で、乗用車を1 m 運転した容疑に問われている。
現場で飲酒運転の取り締まりを行なった警察官が、A氏に運転免許証の提示を要求するや、 A氏は姉であるB氏の運転免許証を提示し、その後警察が提示した文書にも姉の名前で署名した。
A氏は、2019年6月にも飲酒運転で、罰金400万ウォンの略式命令を受けていたことがわかっている。
裁判所は「被告人が無免許運転を繰り返して来たことが明らかで、犯行を隠蔽しようとした点を酌量した。」と明らかにした。
しかし「犯行当時、血中アルコール濃度がそこまで高くなく、運転した距離がとても短かったこと、文書と署名に関する罪も目的を達成できず、社会的危険もなかった。」と量刑事由を明らかにした。
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