15日、韓国政府は“2020東北アジア平和協力 政府間協議会”を主宰した(画像提供:wowkorea)
15日、韓国政府は“2020東北アジア平和協力 政府間協議会”を主宰した(画像提供:wowkorea)
韓国政府は、日本、米国、中国、ロシア、モンゴルの5か国と、東北アジア地域の平和と繁栄のための域内多国間協力増進方案について話し合った。

今日(16日)韓国外交部(外務省に相当)によると、キム・ゴン外交部次官補はきのう(15日)“2020東北アジア平和協力 政府間協議会”を主宰した。この協議会は、東北アジアの防疫・保健協力体構想など、コロナ以後の時代における東北アジア地域の多国間協力方案の模索をテーマとして開かれた。

キム次官補は開会の辞を通じて「東北アジア地域の国々が、域内の多様な挑戦要因に共同で対応し、平和・繁栄実現を早める知恵を集めていくことを期待する」と語った。

つづけて「特に最近 新型コロナウイルス感染症の大流行と、このことによる環境変化に対応するために、東北アジア域内の国家間による協力が今こそ必要な状況だ」と強調した。

韓国政府は、去る9月 ムン・ジェイン(文在寅)大統領が国連総会の基調演説で提案した“東北アジア防疫・保健協力体構想”について説明した。この構想は、新型コロナへの対応協力により始まり、長期的に域内の超国境的な保健安保危機に対備した内容を強化していくことを骨子としている。

各国の参席者たちは、協力増進の必要性に共感し、今後 共に話し合っていくことで合意した。

外交部の関係者は「“東北アジア防疫・保健協力体構想”推進のための域内国家間による共感の結集を図り、東北アジア地域内の持続可能な平和・繁栄のために、国家間の信頼構築および協力方案を模索する、有意義な話合いの場となった」と評価した。

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