11月の就業者27万人減少…IMF危機以降最長の9か月連続減少=韓国(画像提供:wowkorea)
11月の就業者27万人減少…IMF危機以降最長の9か月連続減少=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス再拡散で卸小売業、宿泊・飲食業などに影響が及び、11月の就業者数が1年前と比べて27万人余り減少した。これは9か月間連続の就業者数の減少で、1998年の「IMF危機」以降最長の就業者数減少だ。

統計庁が16日に発表した「2020年11月雇用動向」によると、先月の就業者数は2724万1000人で昨年同月比27万3000人減少した。

就業者数は今年3月から9か月連続で減少が続いている。これはグローバル金融危機が迫った2009年1月から8月までの減少を上回る記録で、1998年のIMF危機で就業者が16か月(1998年1月~1999年4月)連続で減少して以来、最長の減少だ。今回の就業者の減少は、過去最長の梅雨と集中豪雨に続き、新型コロナウイルス感染者が再び増加したことで減少幅が拡大したものと解釈される。

9~10月に100万人台に上った失業者は、11月には100万人以下に多少減少した。先月の失業者は96万7000人で、昨年同期に比べ10万1000人増加した。失業率は3.4%で1年前に比べ0.3%上昇した。

業種別では、新型コロナウイルスの直撃を受けた卸売業及び小売業の就業者の減少規模が16万6000人(マイナス4.6%)で最も大きく、宿泊・飲食業の就業者減少も16万1000人(マイナス7.0%)で、その後に続いた。
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