15日、大学関係者が明らかにしたところによると、18日から20日までソウル大を含め、コングク（建国）大、キョンヒ（慶熙）大、トングク（東国）大、ヨンセ（延世）大などが随時募集の面接試験を行う予定だ。ソウル市の主要大学のほとんどが今週、大学別試験を終える。
既に論述と面接を終えた大学は安心したという反応だ。先週末に大学別試験を終えたソウル市内の私立大関係者は、「もしかして何かが起きるのではないかと心配していたが、何事もなく、山場を越えたようだ」と述べた。
まだ、大学別試験を残している大学は、緊張を解けない状況だ。首都圏を中心にコロナ感染者が急増し、大学別試験の防疫管理にも負担が大きくなった。
大学のほとんどは面接を非対面方式で進めることに決めた。ただし、受験生が学校に来て、別の場所で面接を受けるケースが大半だ。受験生の地域移動は避けられない状況だ。
今週末に面接があるAさん（18、ソウル市ソンパ（松坡）区）は「志願した科だけ面接を受けるのでもないため、受験生がたくさんやってくるだろう」とし「1か所で面接を受けるので、何か問題が起きるのではないかと思ってしまう」と話した。
Aさんが志願した学校の場合、随時2次募集で対面面接を行う。10月に行われた随時1次募集では非対面で面接が行われた。受験生が自宅などで面接質問に関する答えを映像で撮って対応するやり方だった。
Aさんは「非対面で面接を受けた時より今のコロナの状況は一層深刻になっている」とし「対面方式で面接を行うというのは理解できなかった」と話した。
当該大学の関係者は「コロナの状況が悪化し、（志願者の中に）懸念が高まっていることは知っている」とし「現在までは対面面接を行う予定だが、変更があればすぐに案内する」と述べた。
受験生の間では、コロナ感染者の増加傾向を考慮し、自宅で非対面面接を行うか、映像提出に面接を変更すべきだという主張も少なくない。
同じように週末に面接が決まっているBさん（18、ソウル市カンブク（江北）区）は「すべて自宅での非対面面接か動画提出に変えてほしい」とし「（試験場で）感染者と移動動線が重なるかもしれないので不安だ」と話した。
Bさんが志願した大学は受験生が学校に移動し、別の場所で面接官と画像で面接を受ける。Bさんは「受験先に電話してみたら変更はないということだった」とし「皆のために家で面接を受けるのがいいと思う」と話した。
居住地が遠く離れた大学に志願した受験生の場合、移動手段も悩みの種にならざるを得ない。公共交通機関を利用する場合、長時間密閉された空間に不特定多数の人と一緒にいなければならないためだ。
各大学は公正性を理由に、自宅で面接を受ける方式は施行が難しいという考えだ。面接の進行そのものも難しいだけでなく、不正行為の可能性も排除できないということだ。
ソウルのある私立大学の関係者は「正確な身分確認の必要性がある」とし「家で面接を受ければ画面の前に資料を置いて見ることもできるので、非対面面接でも学校に来るようにした」と説明した。
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