金氏は「大統領の過ちは政権与党の過ち。わが党は当時の与党として国をきちんと率いていくという責務を果たせず、統治権力の問題を前もって見つけて制御できなかったという重い過ちがある」と語った。
朴前大統領の弾劾後の党の姿についても「反省と省察の気持ちが足りなかった」とし、「旧態依然とした様子に国民が感じた大きな失望感に対しても謝罪する」と述べた。
一方で、「弾劾を機に政治が一層成熟する機会をつくるべきだったが、民主と法治がむしろ後退した昨今の政治状況に対しても責任を感じる」と、現政権に対する批判も口にした。
「国民の力」系の政党トップが同党の前身に所属していた李元大統領、朴前大統領の件で正式に謝罪したのは今回が初めて。弾劾後も党の革新が不十分だったとする自省の弁を述べ、2022年の大統領選を見据えた大胆な刷新に取り組む意志を示したものと受け止められる。
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