フィリバスター終結同意案、かろうじて可決…国情院法改正案も通過=韓国(画像提供:wowkorea)
フィリバスター終結同意案、かろうじて可決…国情院法改正案も通過=韓国(画像提供:wowkorea)
国民の力が申請した国情院法改正案に対するフィリバスター(無制限討論による合法的な議事進行妨害)が4日目の13日、強制終結した。

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この日の国会本会議で、在籍議員186人のうち賛成180人、反対3人、無効3人で無制限討論終結同意案が可決された。

国民の力と正義党の議員らは表決に参加しなかった。

前日、共に民主党と開かれた民主党、基本所得党の議員、計177人が討論の終結を要請したことによるもので、国会法により同意書が提出されて24時間が経過する今日午後8時10分から表決が始まった。

在籍議員5分の3(180人)以上が賛成したことにより討論が終結し、本会議に上程されている国情院法改正案も直ちに表決に付して可決処理された。

ただし、国民の力がその次の案件である対北朝鮮ビラ禁止法についても無制限討論を申請した状態なので、フィリバスター対峙は再開される予定だ。

国民の力のテ・ヨンホ(太永浩)議員がフィリバスターに乗り出せば、直ちに共に民主党のパク・ソンジュン(朴省俊)院内報道官が議事課に無制限討論終結同意書を提出する予定だ。

これに先立ち、国民の力は10日の本会議で公捜処法改正案が通過した後、上程された国情院法改正案にフィリバスターを申請し、4日間、与野党議員15人が無制限討論を続けた。

共に民主党が‘野党のフィリバスターを尊重する’という考えを変え、フィリバスターの終結表決をすると、野党は強く反発した。

174人の絶対過半数の議席を持つ共に民主党は、拘束収監されたチョン・ジョンスン(鄭正淳)議員を除いても、キム・ホンゴル(金弘傑)、イ・サンジク(李相稷)などの与党系無所属議員4人、開かれた民主党3人、基本所得党1人などを加えて181席を確保したと判断、コロナ感染者数1000人超えなどを名分に討論終結を貫徹した。

当初、政党の権利保障の次元でフィリバスターを尊重するとしていたチョ・ジョンフン(趙廷訓)時代転換議員も考えを変え、最終表決に賛成票を投じることにした。趙議員は「国情院法無制限討論を終え、国会は主導的にコロナ拡散を阻止する方案を模索するが、与野党は膝を突き合わせてほしい」と明らかにした。

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