コロナ感染者‘最大値を記録’した状況に…膝を突き合わせた文大統領と共に民主党代表(画像提供:wowkorea)
コロナ感染者‘最大値を記録’した状況に…膝を突き合わせた文大統領と共に民主党代表(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症が国内流入された後、1日当たりの感染者数が最大値を記録した12日、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領とイ・ナギョン(李洛淵)共に民主党代表が大統領府で会い、危機克服方案について膝を突き合わせた。

疾病管理庁・中央防疫対策本部によると、この日の午前0時基準で、国内のコロナ新規感染者は950人発生した。1月20日に国内コロナ初の感染診断者発生以後、最大規模だ。

文大統領はこの日の午後1時20分、SNSに「誠に防疫非常事態と言わざるを得ない」とし「政府は国民の大きな不便と経済的被害を甘受し、防疫強化措置を繰り返しながらもコロナの状況を早期に安定させることができず、申し訳ない。不安と心配が大きい国民のことを思うと面目ない心情だ」と謝罪した。

続いて「非常事態と認識し、短時間で集中的にすべての行政力を動員して総力対応する」とし「政府は心機一転して、さらなる覚悟と特段の対策で、コロナの拡散阻止に乗り出す」と覚悟を明らかにした。

その後、文大統領は午後3時ごろから約1時間、大統領府で李代表と単独会談した。もちろん、面談の主要議題はコロナの状況だった。

民主党関係者はこの日、<ニュース1>との通話で「大統領と代表の言葉のほとんどがコロナ危機克服に関する防疫と民生、経済対策に集中された」と明らかにした。

特に、文大統領は初代国務総理を務めた李代表に対して、総理時代に見せてくれた危機克服能力をもとに、今回のコロナ危機も克服するため力を貸してほしいと要請したという。

この関係者は文大統領と李代表が「コロナ悪化に対する心配と今後の民生対策について論議した」とし「(文大統領は)こうした状況で、李代表のリーダーシップが非常に重要だという趣旨で話した」と伝えた。

李代表は文大統領に、これまでワクチンと治療剤の開発現場を通じて感じた点や支援方向などについて共有した。

この日の面談では、議題に上ると予想されていた高級公職者犯罪捜査処(公捜処)については言及がなかったという。民主党関係者は「公捜処の構成は国会の役割であるため、これに関する話は全くなかったと聞いている」と伝えた。

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