米シンクタンクの上級顧問は、北朝鮮の金与正 朝鮮労働党第1副部長が、来年 訪日する可能性があると語った(画像提供:wowkorea)
米シンクタンクの上級顧問は、北朝鮮の金与正 朝鮮労働党第1副部長が、来年 訪日する可能性があると語った(画像提供:wowkorea)
米シンクタンク“政略国際問題研究所(CSIS)”のビクター・チャ上級顧問は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の妹であるキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党第1副部長が、来年 訪日する可能性があると語った。

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チャ顧問は今日(11日)報道された時事通信とのインタビューで、来年7月の東京オリンピックの開幕に合わせて「キム第1副部長が東京を訪問するかもしれない」とし「米朝・日朝・南北関係すべてで、彼女の役割は重要だ」と語った。

キム第1副部長は去る2018年2月、韓国で開催されたピョンチャン(平昌)オリンピックの時、キム国務委員長の特使として訪韓し、ムン・ジェイン(文在寅)大統領に南北関係改善などに関するキム国務委員長の親書と口頭のメッセージを伝えている。キム第1副部長の当時の訪韓は、以後 南北および米朝首脳会談へとつながる きっかけとなったと評価されている。

チャ顧問は「新型コロナウイルス感染症の防疫強化の次元で国境を封鎖した北朝鮮が、経済的困難から住民たちの目をそらすためには、対外的に好戦的な姿勢をとる憂慮がある」とし「しかし 国際社会の人道的支援などが、対話の機会をもたらす可能性がある」と語った。

来年1月に発足するジョー・バイデン米国新政権について、チャ顧問は「実務レベルの協議を重視する伝統的な外交を進めるだろう」とし「北朝鮮の非核化のための段階的な接近方案を提案するだろう」と語った。

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