共同通信はこの日、WTO関係の消息筋からの引用で「WTOが今月16日から17日に開かれる一般理事会の議題に、次期事務局長選出が含まれていないということを、加盟国たちに知らせた」と伝えた。
去る7月から始まったWTO次期事務局長選挙は、現在 韓国のユ本部長とナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相の2人が最終候補となっている。
WTO事務局長選出は、加盟国間の意見調整を通して 1人の候補者となるまで行なわれる方式となっている。
このことについて消息筋は「WTOの多数の加盟国はオコンジョイウェアラ候補を支持しているが、ドナルド・トランプ米政府がそのことに反対する姿勢に変化がみえない状況だ」と説明した。
このためWTOは、来年1月 米国のジョー・バイデン氏の大統領就任後に一般理事会を開き、次期事務局長を選出するものとみられる。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96