10月のネット通販の取引額は前年同月比20.0%増となった(イラスト)=(聯合ニュース)
10月のネット通販の取引額は前年同月比20.0%増となった(イラスト)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が3日発表した「オンラインショッピング動向」によると、10月のインターネット通販の取引額は前年同月比20.0%増の14兆2445億ウォン(約1兆3550億円)となった。新型コロナウイルスの流行を受けた外出控えが影響し、3カ月連続で14兆ウォン台を記録した。 商品群ごとにみると、ネットで出前注文を受けて配達する飲食サービスの取引額(1兆5578億ウォン)が前年同月比71.6%増、食品・飲料(1兆7050億ウォン)は同43.8%増となった。家電・電子・通信機器は39.6%、生活用品は38.8%、それぞれ増加した。 ただ、前月と比較すると飲食サービスは3.7%、食品・飲料は19.6%、それぞれ減少した。 これに対し、10月は新型コロナの防疫対策レベルが緩和された影響で文化・レジャーサービスの取引額が前月に比べ93.2%増加し、旅行・交通サービスも25.0%増となった。だが、統計庁はこれらの取引額は以前に比べるとまだ低水準だと説明している。 一方、ネット通販取引額のうちスマートフォン(スマホ)などモバイル機器を利用した取引額は前年同月比22.9%増の9兆5355億ウォンで、統計を取り始めて以降で最高を記録した。
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