11月の消費者物価指数は前年同月比0.6%上昇した=(聯合ニュースTV)
11月の消費者物価指数は前年同月比0.6%上昇した=(聯合ニュースTV)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が2日発表した消費者物価動向によると、11月の消費者物価指数は前年同月比0.6%上昇し、2カ月連続で0%台となった。新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」の影響で外食物価の上昇が抑えられ、農産物の価格も上昇幅が縮小した。 消費物価の上昇率は6月に0.0%、7月に0.3%、8月に0.7%、9月に1.0%と拡大したが、10月に0.1%に急落していた。 11月の商品物価指数は前年同月比0.9%上昇した。このうち農畜水産物が11.1%上がったが、上昇幅は10月(13.3%)に比べ縮小した。工業製品は原油安の影響で0.9%下落し、電気・水道・ガスも4.1%の下げ幅だった。 サービスは0.4%上昇した。公共サービスは2.0%下落したが、個人サービスが1.3%上昇した。個人サービスのうち、外食物価の上昇率は0.9%。家賃の上げ幅は0.6%で、2018年6月以来の高水準となった。 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は1.0%上がった。経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(農産物とエネルギーを除く)は0.6%上昇した。
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