米国務副次官補「米国、数十年間韓国の重要な産業発展に貢献」(画像提供:wowkorea)
米国務副次官補「米国、数十年間韓国の重要な産業発展に貢献」(画像提供:wowkorea)
米国務省のナッパー副次官補が2日、米韓同盟の重要性を韓国がよく認識しなければならないと強調した。

 ナッパー副次官補はこの日、ソウル市内のホテルで開かれた「韓米同盟平和カンファレンス」での演説で、「多くの人が、中国が韓国の貿易1位の国家だと言いながらも、米国が2位であることは忘却している」と述べた。

 続けて「米国は韓国に直接投資する2位の国家でもある」とし、「過去数十年間続いた米国企業の投資は、消費財から航空機など韓国の最も重要な産業発展に寄与した」と強調した。

 また「米国内の韓国への投資比重は全体外国人投資の15%だが、中国はわずか3%」とし、中国の投資が微々たる水準であり、米国の投資比重に比べて「比較できない」と指摘したりもした。

 まだトランプ政権が運営されている状況だが、一部ではバイデン次期大統領の政権引き継ぎが本格化した状況で、米国政府がすでに“バイデン体制”で動き始めたという分析も出ている。

 こうした状況で「知韓派」であるナッパー副次官補の発言は、米国が今後展開される対中けん制と米韓同盟強化基調を暗に浮き彫りにしたものだという解釈を生んだりもする。

 ナッパー副次官補はこの日の演説で、米韓同盟を「血盟」とも表現した。また、日米韓の協力と日韓関係改善への期待感も示した。


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