北朝鮮は、“宇宙科学技術討論会2020”を開催した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は、“宇宙科学技術討論会2020”を開催した(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は、宇宙科学技術に関する討論会を開催したと伝えた。

朝鮮労働党機関紙“労働新聞”は今日(2日)「朝鮮科学技術総連盟 中央委員会議の主催で“宇宙科学技術討論会2020”が開催された」と報道した。

この討論会は、人工衛星分科、宇宙観測および基礎科学分科、宇宙材料および要素分科、応用技術分科に分かれて開かれ、提出された170件あまりの論文を審議した。

労働新聞はこのうち「衛星およびその部分品の寿命と安全性、衛星の動作の正確性を高めるための成果などの資料が、専門家たちの関心を集めた」と伝えた。

労働新聞は、今回の討論会について「党と政府による平和的な宇宙開発政策を貫徹するための事業において成された科学技術の成果を広く紹介し、普及・一般化させ、宇宙科学技術の発展を積極的に進める目的で、毎年開かれているものだ」と主張した。

今回の討論会は、北朝鮮の宇宙開発の意志を再確認したものとみることができる。北朝鮮は、自分たちの衛星発射は平和的宇宙開発の目的であり、宇宙開発の利用は普遍的な権利だという主張を繰り返してきた。

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