韓国のシンクタンク“統一研究院”は、韓国ソウルで“2021朝鮮半島 年例 情勢展望”記者懇談会を開いた(画像提供:wowkorea)
韓国のシンクタンク“統一研究院”は、韓国ソウルで“2021朝鮮半島 年例 情勢展望”記者懇談会を開いた(画像提供:wowkorea)
朝鮮半島平和プロセスを引き出すための米韓朝・南北関係の「ゴールデンタイム」は、来年5月から9月という見方が出ている。また 専門家たちは、それ以前である3月の米韓合同演習のシーズンに向けての“状況管理”が必須だと主張している。

韓国の政府系シンクタンク“統一研究院”のホン・ミン北朝鮮研究室長は今日(1日)、ソウルのコリアナホテルで開かれた“2021朝鮮半島 年例 情勢展望”記者懇談会で「米韓朝が平和交渉を再開し合意を引き出すゴールデンタイムは、5月から9月だ」とし「この時期には東京オリンピックがあり、これを通じて終戦宣言や平和宣言の推進も可能だ」と語った。

ホン室長は、そのためには「ジョー・バイデン米政府が米朝の既存の合意を引き継ぐメッセージを発信できるようにすべきだ」とし「我々の平和プロセス構想を米国が受け入れられるよう、説得する努力が急がれる」と語った。

これは バイデン氏が米大統領に就任する前までに このような構想を基に米国と協議をすべきで、少なくとも2021年の晩春までに米国による対北政策の草案が出させるようにしなければならない」という主張である。

この日の討論会では、来年5月から9月の“米韓朝ゴールデンタイム”に先立って、3月の米韓合同演習シーズンの状況管理が重要だという意見も出た。

統一研究院のイ・サンシン政策室長は「米韓両国が3月の軍事演習を「実施・縮小・延期・中断」のうち何を選択するかによって、米朝関係、南北関係の展開が変わってくる」とし「同様に新型コロナウイルス感染症パンデミック・東京オリンピックなどに関して南北および米国がどんな選択と対応をするかによって、米朝と南北関係の展開様相が変わる」と強調した。

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