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韓国日報と5・18記念財団は25日から来年2月24日まで5・18記念文化センター地下1階展示室で‘忘れられたフィルムの中の人々’の写真展を開くと24日、明らかにした。
5・18記念財団はずっと以前から5・18当時の写真と映像イメージの重要性を認識し、ドキュメント収集作業(文書化作業)を進めてきた。
今回の写真展は、1980年の韓国日報の資料を収集し、デジタイジング作業(アナログデータをデジタル形式に変換させる作業)を経て開催される。
1980年、韓国日報は故キム・ヘウン、ハン・ユン、パク・テホン、キム・ヨンイルの写真記者4人を光州に派遣し、フィルム90ロール分の写真を撮影した。
しかし、当時は軍部政権の検閲により、写真を1枚も新聞に載せられず、その後フィルムは写真記者たちも状態と存在を知らないまま忘れさられた。
幸い、フィルムは韓国日報の資料室に保管されていて、2018年に韓国日報と5・18記念財団はこのフィルムのデジタイジング作業を進めてデジタル原本を利用できるようになった。
フィルム90ロールに撮られた写真は計1991枚だ。
今回の展示は、その原本の中から117コマのフィルムを4つのフォルダ(△ぶつかる、△抵抗に対する、△収拾する、△目を閉じて見る)に分類し、エピローグで△病院で、△歴史のかけらを合わせる人々‘記者’を追加して6つのセクションで構成した。
従来の5・18写真展が1980年当時の状況描写と衝撃的なイメージで構成されたとすれば、今回の展示は抵抗の中心部にいた人々の平凡だが、痛みを共有する姿を中心に展示する。
展示の最後の動線には1980年当時、光州市クムナムロ(錦南路)でチョルラナムド(全羅南道)庁を死守していた市民軍と記念写真が撮影できるAR写真館‘市民軍と一緒に撮る写真館’も設けられる。
5・18記念財団関係者は「今回の展示を開催できるよう、5・18当時のフィルムを探してくれた韓国日報と生命の脅威を甘受し、民主化の歴史的な現場を守ってくれたすべての記者たちに感謝する」と述べた。
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