文大統領は同日、大統領府で首席・補佐官会議を主宰した席でこのように述べた後、「全体に緊急対応システムを稼動し修学能力試験が成功に終わるよう万全に期したい」と強調した。
文大統領は「(新型コロナウイルス)感染者と自宅隔離者も不便なく試験を受けることができるよう試験場運営と管理を徹底し、いろいろな突発的状況にも備えて、万全の準備を進めていく」とし「国民の皆様も受験生のご両親と同じ気持ちで力を合わせていただきたい」とお願いをした。
文大統領は特に「全世界が私たちの修学能力に注目している。先進国の多くは、感染拡大と防疫状況が不安であり、全国単位で行われる国家試験をキャンセルしたり、延期した」とし「このような時期に、私たちが自宅隔離者と感染者まで例外なく安全で無事に修学能力を行うことができたらK-防疫の優秀性がさらに輝くことだろう」とした。
続いて「1年を通して厳しい状況下で勉強し、修学能力試験にまで不便がある中、受験生と保護者の方々へ、応援と励ましの言葉を申し上げる」とし「防疫指針に積極的に協力していただいている国民に重ねて感謝申し上げる」とした。
そして文大統領は新型コロナウイルス第三波の事態と関連して「12月に入ってから、今週が非常に重要な時期」とした後、「何よりもコロナ感染拡大を確実に食い止めなくてはいけない」とし「政府は社会的距離(ソーシャルディスタンス)の段階を上げるなど防疫措置を強化し、感染拡大を制御するために力を集中している」と述べた。
これに「5日前をピークに感染者数が徐々に減少する傾向が見られたことは非常によかった」とし「防疫手綱をさらに締め、早期にコロナ状況を安定させていくよう総力を傾ける」と付け加えた。
文大統領は前日(29日)自宅隔離者などのための別途試験場が用意されたソウル市ヨンサンク(龍山区)にあるオサン高校を訪問し、修能防疫準備状況を点検している。
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