死者名誉棄損の容疑で起訴された全斗煥 元韓国大統領に判決が下された(画像提供:wowkorea)
死者名誉棄損の容疑で起訴された全斗煥 元韓国大統領に判決が下された(画像提供:wowkorea)
韓国軍が市民たちの民主化要求運動を弾圧した1980年の5・18民主化運動“光州事件”で、韓国軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故チョ・ビオ神父に対する死者名誉棄損の容疑で起訴されていた、チョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領が執行猶予付きの有罪判決を受けた。

光州地裁の裁判官は今日(30日)、死者名誉棄損の容疑で起訴されたチョン元大統領に対して「懲役8か月、執行猶予2年」を宣告した。

チョン元大統領は2017年4月に出した回顧録で、5・18民主化運動当時 ヘリコプターからの射撃を目撃したと証言したチョ神父を「仮面をかぶったサタン(悪魔)」、「破廉恥な噓つき」と表現し、死者名誉棄損の容疑で在宅起訴となっていた。

今までの裁判でチョン元大統領は、ヘリコプターからの射撃を否定してきた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96