22日に大統領府の国民請願掲示板に掲載された‘任用試験および国家試験関連のコロナ感染者受験不可条項を再検討してください’というタイトルの請願文は23日午後4時20分基準で560人ほどの同意を得た。
当該請願は事前同意100人以上になり、管理者が公開を検討中だ。請願の要件を満たさない場合、非公開にするか、一部を隠すこともできるが、検討期間中にも請願に参加することができる。
請願人は「大学修学能力試験(修能)はコロナ感染者でも受験が可能だが、任用試験や公務員試験、国家資格試験、その他の資格試験では『感染者は受験不可』としている」とし「このような感染者受験不可条項はむしろ防疫の穴を作ることになる」と指摘した。
続いて「実際、試験直前に各種の受験生コミュニティでは症状があるにもかかわらず、解熱剤を飲んで行こうとしたり、熱が出ない方法を共有するなど、不安が大きかった」と説明した。
請願人は「国家試験を受験できないような法的根拠が存在するのかも疑問」とし、国家試験での‘感染者受験不可’方針の撤回を要請した。
続いて「コロナが長期化する状況で、感染者も試験を受けることができる案を用意するのが長期的な観点からも正しい」とし「国家試験も修能と同じように隔離されて試験を受けられるようにしてほしい」と促した。
また、中等教員任用競争試験の場合、「受験できなかった感染者に対する救済策も用意しなければならない」と主張した。
中等教員任用競争試験は21日、予定どおり行われたが、コロナ感染判定を受けた67人は教育部の方針により受験できなかった。自家隔離対象者は別途の試験場で試験を受けることができたものの、感染者に対する特別な救済策が用意されず、受験生の間で論難が起きた。
一方、来月3日に行われる修能は、感染者と自己隔離者の両方が試験を受けることができる。防疫当局は、修能以外の他の試験に対してはコロナ感染者に試験機会を提供するのは難しいという方針だ。
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