丁国務総理はこの日の午後、KBS1ラジオ番組‘チュ・ジンウライブ’の電話インタビューで、「現在、交渉が最終段階に入っているため、契約が締結されれば、閣議で議決し、国民の皆様にも詳細に報告する」と述べた。
丁国務総理はこれに先立ち、午前には関係長官会議を開き、コロナワクチンの確保状況と導入計画などについて論議した。丁国務総理は「臨床結果が悪ければ、失敗する場合はいくらでもある」としながらも「国民の健康が重要なので、あまり消極的ではなく、必要なだけ適時に確保するという考えで落ち着いて交渉している」と説明した。
24日午前0時から首都圏を対象に施行されるソーシャルディスタンス2段階については、国民の協力を求めた。24日午前0時からは、クラブなどの酒をお客に提供する遊興施設5種について集合禁止措置が適用され、首都圏の飲食店は夜9時以降、持ち帰り・配達のみが許容される。
丁国務総理は「感染者数で見ると、まだ2段階の要件は満たされていないが、先制的に格上げすることにした」とし「国民の皆さん、特に小商工人・自営業者には申し訳ないが、仕方ない状況なので一日も早く、またソーシャルディスタンスを格下げできるように最善の努力を尽くしている」と強調した。
また、インフルエンザ国家予防接種事業に関して「100件以上、異常だという申告が入ってきたが、疾病管理庁が専門家と深く論議し調査した結果、予防接種との因果性は非常に低いと判断する」とし「危険ならば、どうやって国民にやれというのか」と接種を求めた。
一方、大統領選出馬については発言を控えた。丁国務総理は「どの地位を求めるよりも国民から信頼され、国民が良い政治家と評価されるのが夢」とし「大統領への夢はまだか」という質問には「防疫をしっかり行い、国民に日常をお返しすることが最も急がれる重要な目標」と答えた。
番組パーソナリティは、丁国務総理がムン・ジェイン(文在寅)大統領にチュ・ミエ(秋美愛)法務部長官の解任を建議しなければならないという内容の保守メディアの社説に関する考え方も尋ねた。丁国務総理は「解任建議は考えていないが、秋長官は検察改革を一生懸命にやっている。それで励ましている」と述べた。
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