警察庁(資料写真)=(聯合ニュース)
警察庁(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は23日、体にタトゥー(入れ墨)を入れていても、他人に嫌悪感を与えず、制服を着ていて見えなければ警察官になれるとする内容の「警察公務員採用身体検査基準」改善案を告示したと発表した。 警察はこれまで、タトゥーを入れた動機や大きさを基準に警察官として適切かどうかを判断してきたが、今後はタトゥーの内容や他人から見えるかどうかを判断基準とする。 警察庁によると、新たな基準ではタトゥーが暴力的・攻撃的だったり性的羞恥心を感じさせたりするもの、特定の人種、宗教、国籍、政治的信念をさげすむもの、犯罪のイメージを誘発したり警察官のイメージを損なったりするものでなく、警察の制服を着た時に人から見えない程度であれば身体検査をパスできるという。 警察庁は国民からの意見を取りまとめ、警察委員会の審議などを経て来年から新基準を適用する計画だ。
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