韓国では国民の10人に6人は「結婚しなくても一緒に暮らすことができる」という調査結果が出た(画像提供:wowkorea)
韓国では国民の10人に6人は「結婚しなくても一緒に暮らすことができる」という調査結果が出た(画像提供:wowkorea)
韓国では国民の10人に6人は「結婚しなくても一緒に暮らすことができる」として、「同居」を肯定的に考えていることがわかった。一方 20代・30代の未婚女性であるほど、結婚を「必須」でなく「選択」の問題として認識していることが調査結果でわかった。

「結婚すれば子供を持つべきだ」という認識は減った一方、「結婚しなくても子供を持つ」という回答は増えた。

韓国の統計庁は今日(18日)発表した“2020年 社会調査結果”によると、「男女が結婚しなくても一緒に暮らせると考える」という人は、今年59.7%となり、2年前の56.4%より3.3%増加した。

今回の調査は、韓国内1万9000標本世帯に住んでいる満13歳以上の人口である約3万8000人を対象に実施された結果である。

調査結果、「同居」に対する認識は、2012年以降 賛成が増加している。2012年の同居賛成の回答45.9%から増加し続け、2018年には56.4%を記録している。

これは 未婚男女を中心に、結婚を必須と認識しない社会的雰囲気が拡がったことによるものと分析されている。

今回の調査で、「結婚をすべきだ」とする未婚男女の割り合いは、男性と女性それぞれで40.8%・22.4%となった。一方 「結婚をしなくてもいい、結婚は選択の問題だ」という回答は、それぞれ48.0%・62.4%となり、結婚を「必須」と感じる人々より高い結果が出た。

また「結婚しなくても子供を持つことができる」という回答は30.7%となり、2年前より0.4%増加した。「子供を願うが、出産が難しければ養子も考慮する」という回答は19.9%、「養子をもらいたい」という回答は10.9%となり、2年前よりそれぞれ2.4%・0.4%増加した。

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