18日業界によると、現在大韓航空とアシアナ航空が保有する旅客国際線のうち重複する路線は48路線だ。これは大韓航空の路線全体(115路線)の約42%を占める。アシアナ航空(74路線)基準では約65%と重複の割合がより高い。
具体的には、長距離路線の米州路線で13のうち5路線が重複し、短距離の中国路線も33のうち14路線が重複する。代表的な路線は仁川~ロサンゼルス、仁川~北京などだ。
航空会社が各国政府と利害関係の絡む路線を一方的になくすことは容易ではなく、短期的に路線の統廃合・縮小をすることは不可能だ。ただ、長期的には重複路線を単一路線で運用し、収益性の低い路線は縮小・廃止する可能性が高いとの分析だ。
路線の調整は人力運営にも影響を与える。政府と業界は両社の重複人力を約800人と推算している。これでさえ乗務員、整備などの現場に関連した直接人力を除いた、経営、人事などの間接人力に限ったものだ。これと関連し大韓航空と政府は「人為的なリストラはない」とし、大規模リストラの可能性に線を引いた状態だ。
航空大学のホ・ヒヨン教授は、「結局飛行機を減らすか減らさないかの問題で、これにより必須人力のリストラが不可避になる」とし、「これをどれだけ最小化するかが要だ」と話している。
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