ホワイトハウス補佐官「バイデンが勝利」…トランプの核心層が「初めて認める」

ロバート・オブライエン ホワイトハウス国家安保補佐官は、ジョー・バイデン氏が大統領選で「確かに」勝利したようにみえるとして、勝利が確定すれば スムーズな権力委譲をすると約束した。

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ワシントンポスト（WP）は、オブライエン補佐官の今回の発言が「ドナルド・トランプ行政府の核心層で、大統領選の敗北を初めて認めたものだ」と伝えた。

英国経済紙のファイナンシャルタイムズ（FT）によると、オブライエン補佐官の発言は“国際安保フォーラム”で出てきたものである。この発言はあらかじめ先週に撮影されたもので、16日（現地時間）に公開された。

オブライエン補佐官は「バイデン氏・ハリス氏の勝利が確定すれば、現在としては確かにそのようにみえるが、我々は国家安全保障会議（NSC）で新たな行政府への専門的な（権力）委譲を進めるだろう」と伝えた。

政府施設とその他の行政業務を扱っている連邦政府一般調達局（GSA）は、現在まで「当選者認証」をしていない状態である。GSAの「当選者認証」は、公式的な権力委譲が始まるための前提条件である。

オブライエン補佐官は「米国で最も偉大なことは、最も論争の多い時期でも 我々はバトンを渡し、平和的で成功的な委譲をするということだ」と強調した。