就活生、コロナで就職難、アルバイトのかけもちで生活する学生=韓国(画像提供:wowkorea)
就活生、コロナで就職難、アルバイトのかけもちで生活する学生=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナによる景気低迷の影響が若者らにも出ている。景気低迷で採用規模が減り、更に「狭き門」となっている。自営業者らの相次ぐ廃業で、バイトを探すのも容易ではない。

統計庁が10月16日に発表した「2020年9月の雇用動向」によると、29歳以下の若年層就業者数は前年同月比21万8000人減少した。

韓国雇用情報院の「求人・求職統計現況」資料によると、今年1月から9月までの企業の求人件数は146万774件で、昨年同期(160万1584件)より8.8%に減少した。

就職のための準備はさらに難しい。新型コロナで学校が閉校され、勉強できる場所を探すのも容易ではない。 幸い学校は正常化しているが、勉強会など就職準備のための集まりは三密を防ぐため減少傾向だ。

雇用が減り、アルバイトの掛け持ちで生活する学生もいる。

金融監督院の資料によると、今年上半期の20代の金融圏マイナス融資残高は2兆1451億ウォン(約1900億円)だった。

18年の1兆1974億ウォン、19年の2兆738億ウォンに比べ、若者らの融資は徐々に膨らんでいる。 景気低迷と就職難の中で、20代の債務が増加しているのだ。若者らの問題は未来にも影響を及ぼしかねない。

若者が働き口を見つけられないまま1-2年が過ぎた場合、新しく入った若い求職者と競争しなければならず、年を取った場合、就業市場から追い出される可能性もある。

若者問題を把握し、これを解決するための政策が必要となる。

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