世論調査「韓国の新型コロナ 年内終息の可能性」(画像提供:wowkorea)
世論調査「韓国の新型コロナ 年内終息の可能性」(画像提供:wowkorea)
韓国の新型コロナウイルス感染症の状況が今年内に終息するとみている国民は16.1%に留まった。去る3月当時は国民の73.9%が「終息するだろう」とみていたことに比べると、50%急減したことになる。

これは、ソウル大学 保健大学院のユ・ミョンスン教授チームが世論調査専門機関“韓国リサーチ”に依頼し、先月27日から29日まで、韓国の成人男女1000人を対象に実施し、今日(5日)発表した「新型コロナ 7次国民意識調査」での結果である。

「年内に新型コロナ事態が終息する可能性があるか」について「可能性がない」という回答は79.8%、「可能性がある」は16.1%となった。「わからない」は4.1%であった。

「年内に終息する可能性がある」という回答は、去る2月は40.8%、3月73.9%に比べて、今回大きく下落した。

ユ教授は「新型コロナ事態の中で過ごした9か月間、終息への見方が非常に不確実だということを、我々社会がより認識するようになったことがうかがえる」とし「危機管理者たちは大衆の認識を把握し、大衆との疎通で 不確実性を無視し単純化して語ろうという誘惑を、いつも警戒しなければならない」と強調した。

また「新型コロナ事態の長期化により、何が最も心配されるか」という問いには、74.7%が「経済的不平等問題」をあげ、その次は「宗教(29.7%)」、「健康不平等(22.2%)」の順となった。

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