2017年6月、安倍晋三前首相(当時)の特使として来韓し、南西部の全羅南道・木浦にある児童福祉施設「木浦共生園」で朴氏(右)の案内を受ける二階氏(資料写真)=(聯合ニュース)
2017年6月、安倍晋三前首相(当時)の特使として来韓し、南西部の全羅南道・木浦にある児童福祉施設「木浦共生園」で朴氏(右)の案内を受ける二階氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【東京、ソウル聯合ニュース】日本のTBSテレビは3日、韓国情報機関・国家情報院の朴智元(パク・チウォン)院長が来週訪日し、日本の政府高官と会談する方向で調整中だと、関係者の話として報じた。  報道の通り朴氏が日本を訪れる場合、滝沢裕昭内閣情報官、二階俊博自民党幹事長らと面会すると予想される。 朴氏は文化観光部長官だった2000年、当時運輸相を務めていた二階氏と韓日交流などのための協力を通じて親交を深め、朴氏が北朝鮮への不正送金事件に関わった罪で収監された際には二階氏が面会に訪れるなど、緊密な関係を維持してきたとされる。 二階氏は菅義偉政権の発足に当たり、キングメーカー(影の実力者)の役割を果たしたともいわれ、韓日両国の政府間を取り持つことができる人物に挙げられる。 TBSは朴氏が今回の訪日で、日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた韓国大法院(最高裁)判決や日本政府による輸出規制など、韓日間の懸案について意見交換するとの見方を示した。 一方、国家情報院は朴氏の訪日報道に対し「決まっていることはない」とコメントした。
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