マクドナルドの看板(資料写真)=(聯合ニュース)
マクドナルドの看板(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】加熱の不十分なパテを入れたハンバーガーを販売したとの疑惑を巡り、ソウル中央地検は3日、ソウル市内にある韓国マクドナルドのオフィスを家宅捜索した。 九つの市民団体が昨年1月、韓国マクドナルドとパテの納入業者などを食品衛生法違反や業務上過失致傷などの疑いで告発していた。 韓国マクドナルドは2016年7月、パテの製造業者から腸管出血性大腸菌が検出されたパテが一部の店舗に残っているとの報告を受けたが隠蔽(いんぺい)し、販売した疑いが持たれている。 娘が加熱の不十分なハンバーガーのパテを食べ、「ハンバーガー病」とも呼ばれる溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症したとして17年7月、親が韓国マクドナルドを食品衛生法違反などの疑いで告訴。その後、同じ症状を訴える人が増え、ハンバーガー病を巡る論争が起きた。 当時、事件を調べた検察は韓国マクドナルド側の責任を裏付ける証拠が不十分として、18年2月に不起訴処分とし、パテの製造業者の代表ら3人を在宅起訴した。 捜査の結果を受け、市民団体は韓国マクドナルドを再び告発し、再捜査が行われている。
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