米国が最大23億7000万ドルに達する武器を台湾に販売するという追加承認をしたことで、中国は制裁措置などを発表し 強く反発している中、学会では 中国と台湾がすでに戦争状態に突入したという分析がなされている。

著名な台中関係の学者である、台湾の中国文化大学 趙建民 社会科学教授は24日に開かれた「両岸(台中)関係の膠着解消および発展方案の探索」の記者会見で、8つの理由をあげて、中国と台湾がすでに戦争状態に突入したと主張した。

趙教授は「台湾国防部が予備軍動員に出た点」、「中国人民解放軍が台湾海峡の間にある軍事境界線を越えた回数が多くなった点」、「台湾に向けた中国政府側の非難のレベルが高まっている点」、「中国が国防法を改定し『両岸関係の発展が脅かされている』ということを明示した点」、「中国が香港国家保安法を施行した点」、「中国と台湾が競争して軍事力の誇示に出た点」、「台湾政府が中国経済との連結を断とうとしている点」、「台湾が中国との往来に対して統制を強化した点」などをその理由としてあげた。

台湾を中国本土と考えている中国とは異なり、台湾は自分たちを「一つの独立した国家」と主張している。特に 反中性向の強い蔡英文 台湾総統が再選に成功し、「独立」を前面に出して米国との関係発展に力を注いでいる状況である。

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